新體詩人に会いに行く3

 本山実という方の「貿易商会の設立とその挫折」という経営史学の論文を読ませていただいた。学問については、不勉強にして知識は皆無なれど、福沢塾の早矢仕有的というひとのことが興味深かった。というのも、彼は実は丸家善八であり、善吉であり、善七でもあるというのだった。丸家善七とは『新體詩抄』奥付けにある「出板人」名だからだ。

新體詩人に会いに行く2

 透谷と梅花を比較した午前0時の方のブログを読んだ。なるほどと思った。別な意見を書けるほど二人の詩篇を読めてない。

 好きなのは、良し悪し抜きでは有明だけれど、今、最も興味と関心があるのは、河井酔茗。だから、VOUに属していたという、酔茗の次男であられる島本融氏の詩篇にも興味がある。